「自由のためのDXを徹底する男」~Doingの背景のBeingを探る~「キャリクラ酒場」vol.8
同社は「映像・SNS・英語の力で、企業をポジティブに変化させます」というだけあって、もうね、HPからしてカッコいいんです。
あー、自分の本業の仕事のHPが情けなくなる~、助けて~(泣)・・・という話ではなくて。Ryuさんの生き急いでいる様なこれまでのキャリアを赤裸々に棚卸しして頂きました。
Ryuさんの説明の仕方は独特です。マインドマップを使って物凄いスピードでお話をされるので、油断をするとすぐに置いていかれます。
(あ、キャリクラ酒場の主催者はぐうたらなので・・・いつもは動画なんて絶対に、断じて、決して作りません。Ryuさんならでは、今回だけ特別ってことでご了承くださいませー♪)
という訳で、ここでは大きなキャリアの転機についてだけ、触れたいと思います。
器用で、ポイントを掴むのが上手くて、何でもこなすデジタルの申し子Ryuさんは、Yahoo!がまだよちよちの頃に音楽情報発信のメディアを立ち上げ、それが後のビルボードJAPANに繋がるなど、大活躍。当然業界で目を付けられ、2001年、鳴り物入りでSONYに引き抜かれます。しかし、大企業は甘くありませんでした。
SONYの同僚のITリテラシーはRyuさんよりも、更に数歩先。英語の会議が普通で、上司は部下に指示を出さず、自分で考えてやるのが当たり前。しかもホワイト企業なので、Ryuさんは「環境が良いからこそ役に立たないと」と焦って頑張り過ぎてしまいます。
ある時、パニック障害を発症。夜寝ようとしたら過呼吸になり、めまいが1年くらい止まらなくなって・・・ままならなくなってしまった体に、苦い挫折を味わうRyuさんを救ったのは、産業医のこんな言葉でした。
「人生なんて、くだらないんだから」
ここで、Ryuさんは仕事に臨む姿勢の大転換を決意。
仕事は60%くらいの力で良い。
1人で抱えたらダメ。脳みその数は多い方が良い。
そこからは病気と上手く付き合いつつ、自分にとって良いペースで仕事をする様になり、しっかり成果も残してSONYを卒業しました。
しかし、その後の転職も上手くいかなかったため、Ryuさんは自分の市場価値を上げるべく、SONY時代の悔しかった想いを糧に、英語を必死に勉強をすることにしました。
その成果を上げるプロセスを紹介したYoutubeが予想以上にヒット。後は何かに背中を押される様に起業して、今では、自分の望む仕事のスタイルと環境を手に入れる様になりました。
「実は、仕事って滑稽なことだと思っているんです。例えば、メールの冒頭に『いつもお世話になっております。』とか、ホントだったら全然要らないでしょ?自分がおかしいと思っていたことを全部取っ払ってみたら、仕事が遊びと近くなったんです」
一番大事にしているのは自由。
人間らしい暮らしをするために、可処分時間を最大化する。嬉しいのはスケジュールが真っ白なこと。そのためにDXを駆使して徹底的に無駄を省く。電話はしない、メールもしない、会議もしない。殆ど全てチャットで済ませる。細かい指示出しはボイスメールで。
効率を上げるために、ストイックなまでにデジタルの力を駆使するのがRyuさん流です。
さらに、Ryuさんの会社では、社員も雇いません。アルバイトはノウハウを教えてフリーランスになってもらうのです。そして、Ryuさん自身が代表として偉そうにすることは決してなく、新人に楽しくいじってもらえる様に自然体で。当然コミュニケーションもフラットに。
これって、今の若い世代にとって、ある意味理想の職場なんじゃないかなぁ・・・
特に印象的だった言葉は、
「より良いキャリアのためには、好きなことを仕事にするんじゃなくて、人から頼まれることの中で、自分がやっていて嫌じゃないものを選ぶのがいいんだと思います。自分の好きなことって、社会にとっては押し付けでしかないですから」
なるほど!
「やりたいことが見つからない」と嘆いているそこのアナタ、こういう考え方もあるんですよ~。
参加した皆さんからは、
「高効率で時間を作ることができる、テクノロジーによって生活を豊かにできる!功績ですね!」
「DXは人がもっとサボるためにあるって、ホントですね。DXの神髄ここにあり。」
「Ryuさんがキャリアを通じて徹底して創ってこられた価値観や『自然体力』は皆の目指す在り方、正にお手本だと感じています。SONYの早すぎた取り組みやDXの歴史なども興味深かったです♪」
などの感想が寄せられました。
Ryuさんの話を聴いていると、「デジタル、苦手だなぁ・・・」と食わず嫌いをするのは本当に勿体ないことだなぁと思えます。手段が目的化しないDX推進で時間を産めば、ワーク・ライフ・バランスも充実。一度、体を壊したことがあるRyuさんならではの、説得力のあるライフスタイルなのでした。
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